子どもも1歳こ ろになってくると、
よちよち歩いて、興味のあるものに突っ込んでいく頃になってきます。
よくちびっこギャングとか、
リトルモンスターなんて呼ぶこともありますが、まさにその通りです。
天使の笑顔にだまされない
まだ、「あぶあぶ」とか言いながら寝返りをしたら大喜びして、「あー」っと声をだせば、周りをよろこばせ、
つかまり立をしたら、
「上手、上手」
と褒められた0歳のころと違って、よちよち歩きだすと、目についたものがあれば手に取りに行くようになります。
ティッシュペーパーをパーッとばらまいたり、トイレのお水をパシャパシャしたり、
台所の包丁を持ち出したこともあり、絶句するようなことを天使の笑顔でやってくれます。
この頃には、なんでも
「よくできました。」「えらいね」
なんてほめてもらえることも減ってきますし、内容によっては、おもわず、しかってしまいます。
私もよくしかりました。イライラしてというよりは、おどろいてしかって、
おもったこと以外の行動にでられて、どうしたらよいのかわからなくて、イライラすることが多々ありました。
子育ての時に、子どもが天使だから、親も天使になれなんて絶対むりです。
だから、イライラしてもいいと思います。
イライラする自分を責めることがありません。ただ、イライラをこどもにぶつけるのは我慢しましょう。
このころになると、親の顔色が0歳のときよりはっきり理解が始まります。
イライラしたら深呼吸しましょう。
昼間、怒りすぎると夜泣きの原因になると言われているように、子どもは、昼間の親の怖い顔を覚えてしまうんです。
イライラする原因を作らない
やってほしくないことをされるとイライラしてしまいます。
そこでまずは予防です。
触られて困るところはすべて片付けてしまいましょう。
子どもの目線で、家の中を見回してください。
子どもが興味を示すものが意外と沢山あることに気が付きます。
子どものいたずらは、好奇心、知識欲です。そのチャンスをイライラでつぶすのはもったいないです。
自分がされていやだからイライラするのだと思うので、
子育てだけに関していうなら、イライラする前に、イライラの原因をつくるであろうものを片付けてしまいます。
掃除が済んだところで、ごみ箱をぶちまけられてまた掃除なんてことがなくなります。
それでもイライラしたら、寝顔を思い出しましょう。寝顔はかわいいですよね。
ちょっとした工夫とイライラの原因を取り除くことで、子育てが少し楽になりますよ。
イライラの原因が旦那さんの場合、取り除けないかな。
2歳はさらにパワーアップ
子どもも2歳になると、自我が強くなってきますし、1歳のときよりもパワーアップしてきます。
口も達者になってきて、特に女の子はおしゃべりがすごいことになることがあります。
うっかりすると、普段親が話していることをよその人に、
ぺちゃくちゃとおしゃべりして、真っ青になったり、真っ赤になったりすることもあります。
善悪の区別がつき始めるのもこのころです。
しかりたくないけど、心を鬼にしてしかると、逆切れのごとく泣き出して…修羅場(しゅらば)になります。
しかし負けてはいけません。ダメなものはダメと泣こうがわめこうが、強気でいきましょう。
ただ漠然とダメとしかっても子どもはなぜダメなのか、
なぜしかられているのか納得しなくなる年頃になってきています。
きちんとなにがダメなのか、どうして親がしかっているのか、大きな子どもに話すように話してあげましょう。
最初は理解しませんが、時間をかけて根気よく話すことで、
子どもはなんでも吸収しますから、しかられたことを繰り返さなくなります。
その根気がいるときに、どうしてもイライラしがちになるのはしかたがないことです。
大人なら
「一度言ったらわかるでしょう。」
の部分が、相手が子どもなのでどうしても繰り返してしまうのです。
赤ちゃんの時は大人の言うことを理解してくれなくて、
イライラして、2歳くらいになると今度は、そろそろ自立してほしくてイライラします。
親の勝手でイライラしているのですが、イライラするものはしかたないですよね。
この時期のイライラは抑え込むしかありません。
うっかりして真似されたりするのも困りますし。そこで、子どもが寝静まってから、イライラの解消法です。
おおきなぬいぐるみをぶんぶんふりまわしたり、投げ飛ばしたりしてみましょう。
なぜかすっきりします。某アニメでもよく似たシーンがありましたが、実は効果があるんですよね。
私も子どもが寝しずまってから、ひっそりとクマのぬいぐるみとじゃれていました。
まとめ
イライラしたら、笑顔でぬいぐるみをぶっとばしましょう。
ただ、子どもの前では控えましょうね。子どもが外で真似をしてしまします。
1歳から2歳の幼いこどもは親のカガミです。そっくり真似をしようとします。
イライラしても楽しいことを考えて、気持ちを切り替えてくださいね。
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