赤ちゃんが熱中症にならないために
今回は熱がこもってしまう我が子たちの体験談を混ぜて熱中症の見分け方や対処法をお話ししたいと思います。
温暖化の影響からか毎年猛暑の予報が続きますね。
大人でも熱中症の危険が高まっているので赤ちゃんたちはなおさら気をつけてあげないといけません。
月例によって対処方法は若干変わるかと思いますが
まずは赤ちゃんの様子をよく観察することが大事です。
熱がこもって体が熱い!?
暑い時には人間は汗をかきますよね。汗をかいて体温を調節します。
もちろん赤ちゃんも一緒なのですが、赤ちゃんはまだまだ汗腺が未熟なので、体温調節も上手くいかないのです。
汗腺の発達は3歳までに決まるといいます。
寒い国の赤ちゃんと暑い国の赤ちゃんでは汗腺の数が違うはずです。
日本は四季があるので冬は寒く、夏は年々暑くなっている印象ですね。
ですから何月生まれの赤ちゃんで3歳までに必ず夏を経験するので、
汗腺の数はある程度みんな同じなのでは…?
と思っていますですが我が子は上の子は全然汗をかかず、下の子はびしょびしょになっています。
これはもう個人差…なのでしょう…
下の子は体温を測っても汗をしっかりかいているので、平熱より少し高いくらいですが
上の子は汗をかかないので、気温に合わせて体温も上がってしまいます。
風邪による熱なのか、暑さのせいなのか見極めるのが難しかったです。
年齢が上がってくれば、親でも判断が付きやすくなりますが、赤ちゃんの場合は難しいですよね。
赤ちゃんの体が熱くて元気がなかったり、機嫌が悪かったりする場合は
まずは、体温を測り、水分を摂取させてエアコンなどで室温が低いところで過ごしましょう。
大人が適温と思うより少しだけ暑いくらい。
夏は大人よりも一枚薄着にしてあげましょう。
肌着で過ごしてもいいくらいです。
靴下やミトンなどは外してください。足や手からも放熱するからです。
水分は母乳でもいいですし、麦茶が飲める月齢なら麦茶でもいいし、湯冷ましでもいいです。
そうして対処してある程度平熱に近くなれば、おそらく熱が体にこもっているのでしょう
そのままにしておくと熱中になってしまいます。
熱中症になるとお家で対処すると危険なので急いで病院に行ってください。
熱のこもりやすい子は汗をかきにくいので保育園に行く年齢になっても熱と勘違いされることが多々あります。
保育園にエアコンがなければ水分を多くとって対処するしかないのが、現状です。
ですがエアコンにさらしすぎるとますます体温調節が苦手になるので
エアコンの使い過ぎには注意しましょうね。
扇風機の風邪を直接当てるのも良くないです。
大人でも扇風機の風邪を直接浴びているとだるくなってしまいます。
扇風機は風を循環させることを目的にしてくださいね。
汗をかいているけど体が熱い!
少し重複してしまいますが、今度は 汗もかいているのに体が熱い場合です。
赤ちゃんの平熱は高めなので37℃前半は気温が高ければ気にしなくていいことが多いです。
ですが他の症状で咳や鼻水が出ていたりすれば、風邪である可能性があるので病院で診断を受けてください。
赤ちゃんの機嫌や、ぐったりしているか などおかしいなと思えばやはり病院に行くのが一番です。
車で行く場合は車の中は室温が高いのでさらに熱が上がってしまいます。
窓の光を少し遮断したりチャイルドシートに保冷剤を付けたりして行くのがいいでしょう。
ですが低温やけどしないようきちんと使用してください。
風邪の時も脱水にならないよう水分はしっかり補給してあげてくださいね。
まとめ
赤ちゃんは体温調節が苦手です。
「体温が上がっているな」と感じた時には
体温を測定する
37℃前半であれば暑いです。38℃はほぼ風邪です。
水分を補給させる
母乳 湯冷まし 麦茶 などを常温より少し冷えているくらいで。
部屋の温度を確認する
大人が適温と感じる温度より少しだけ暑いくらいで。
薄着にさせる
大人より一枚少なくていいです。肌着でもいいです。
靴下やミトンなどは履かせないでください。
再度体温測定する
30分から1時間しても体温が高いままであれば病院へ行きましょう。
赤ちゃんは体温が高めですが、大人よりも体温調節が苦手ですし、
まだ月齢の浅い子は寝ている時間が多いので背中などに熱がこもってしまいがち。
抱っこしてあげて背中の熱を放出してあげる、いつもより間隔を狭くして授乳するのがいいと思います。
動ける月齢の子でも汗をかいているか、いないかが重要です。
汗をかいていなくて体が熱い場合は注意してみてあげてくださいね。
赤ちゃんの機嫌や、ぐったりしているか などをよく観察してあげれば
病院に行く判断が付きやすいと思います。
毎年猛暑が続きますが、赤ちゃんと過ごす夏。
快適に過ごせるといいですよね。
少し年齢が上がってくれば、自分で暑い~と言うようになりますので
そこまではお母さん頼りです。
お母さんも頑張りすぎて夏バテや、熱中症にならないようにしましょうね。
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