子どもが生まれても仕事を続ける女性が増えてきました。
働く女性の子育ては、家事育児と仕事の両立から生じる悩みも多いでしょう。
働く女性の悩みの中でも、よくあるのが
「食事の準備」「子どもとの時間確保」「習い事について」
が大きな課題です。
この悩みを解決する方法はどうすればよいのでしょうか?
【働く女性の子育て期の食事の悩み】
家事の中でも一番大変なのは食事の準備。
何が大変かというと、メニューによって違う材料をそろえ、
違う工程で作る必要があるので、洗濯や掃除のように同じ作業を繰り返すわけではありません。
専業主婦でも食事の準備は一番おっくうなものです。
(料理が好きな主婦は違うかもしれませんね。でもパート仲間の会話で「今日の夕食献立どうする」という話題は多いです。)
解決方法は主に2つ。
1つは、1週間分などある程度まとめて献立を立ててしまう事です。
こうすることにより、材料の買い出しは週末まとめて済ませることができますし、
下処理も隙間時間でやっておくことで、夕方帰ってきてから夕食仕上げまでの時間が短くなります。
もしくは、週末常備菜などの副菜はすべて作って冷凍しておけば、帰宅してレンジで温めるだけになります。
2つは、食材宅配サービスを使う事です。
これは、献立があらかじめ決められているので、献立を考えずにバライティ豊かな食卓となります。
さらに食材が必要な量だけ届くので、材料を無駄にすることがありません。
【働く女性が子どもとの時間を確保するには】
働く女性は帰宅してからやるべき家事がたくさん。
それをこなすのに必死で、子どもと向き合える時間が限られてしまいがちです。
なるべく意識的に子どもとの時間を作りましょう。
子どもが赤ちゃんで、まだ話をしない時期は、家事を少し手抜きするくらいにおおらかな気持ちで家事は済ませ、
子どもと寝る前に絵本を読んだり、お風呂一緒に入る時間をゆっくり取って見たりするのはどうですか?
子どもが大きくなってきたら、なるべく意識的に子どもとの会話を増やします。
食事時間に、今日あった事を聞くのが一番です。
中々自分の事を話したがらない子どももいます。
そんな子どもは質問攻めにせず、ママやパパの方から、その日あった嬉しかったことや面白かったことなどを話してみましょう。
そうすれば、「私もそういえばこんなこと・・・」と子どもが話すきっかけになったりします。
もし、忙しくて話す時間が取れなくても、子どもの表情やしぐさがいつもと同じかどうか、気にかけるようにしましょう。
ちょっと膝をすりむいていることに気づいて聞いてみると、実は友達とケンカになってしまったという事もあります。
ぼーっとした表情が多かったら、体調が悪いかもしれませんし、何か悩み事を抱えて考えているのかもしれません。
子どもとの時間を確保するには、まず「家事の効率化」が必要です。
先ほどの食事についての効率化はもちろんですが、掃除や洗濯なども時短テクを取り入れましょう。
掃除機をかけやすいようにモノを減らしたり、床の散らかったものだけをきれいにしたりして、あとはお掃除ロボットに任せるのも一つです。
洗濯も干したり畳んだりと意外と時間を取られます。
干す時間を短縮するなら、洗濯乾燥機を使う。
畳む時間を短縮するなら、家族それぞれのカゴに乾いた洗濯物を分けて入れ、各自管理してもらうなどの方法があります。子どもはまだ上手に服をたためませんが、それをたたむ練習を一緒にすることが親子の会話時間になります。家事を子どもと一緒にすることで、それを親子の時間にしてしまいましょう。
【働く女性が子どもに習い事をさせる時は】
「子どもに何か習い事をさせたい」と思う親が増え、そのニーズに答えるように様々な習い事が出来ています。
赤ちゃんから通えるものもありますが、ほとんどが平日昼間。働く女性の仕事時間です。
赤ちゃん時代の習い事は諦めても、3歳くらいから土日にでも行ける教室があります。
子どもと、そして何よりママやパパの負担にならない程度で習い事をスタートするのもよいでしょう。
そして、土日開いている教室に行ってみると、他の子どもの親も働いていることが多いです。
保育園以外でも環境の近いママ友ができるチャンスですね。
ただ、あくまで本人の意思を尊重しましょう。
無理やり通わせても、本人が行くのを嫌がって連れていくのが大変になり、双方負担が大きくなります。
そして、働く女性の子育ては何より時間が限られていますので、
習い事の送り迎えの時間も多くはとれません。習い事の数をむやみに増やさず、厳選するようにしましょう。
【まとめ】
働く女性の子育て悩みに多い3つを取り上げましたが、いかがでしょうか?
働く女性の子育ては何より時間勝負。
効率的に仕事も家事もこなして、
全て100点満点ではなく70点くらいでよしとするくらいの割り切った気持ちが必要かもしれません。
そして、自分で何もかも抱え込まず、何かに頼りましょう。
それは人でなくても、お掃除ロボットなど機械でもOKです。いろいろな力を借りましょう。
そうすることで、子どもとの時間を少しでも多く取れるといいですね。
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