子育てしていて、「一番つらいときっていつだった?」ってきかれることがありますが、
いつも辛いし、いつも楽しいです。
辛いと、楽しいは背中合わせだなって思います。
子どもを無理にかわいいと思う必要もないし、無理にお母さんになろうと思わなくてもいいと思います。
私はいいかお母さん、いい奥さん、いい嫁になろうとしてかなり無理をしてました。
その無理は自然と家の中で一番弱い立場の子どもに向いていきます。
人によっては、子どもが全然かわいくないと思う人もいるだろうし、かわいくて仕方ないと思う人もいると思います。
私は妊娠しているのが分かったとき、うれしいというより「怖かった」です。
おなかの中に何かの生物が息づいているって思ったら怖くてしかたなかったです。
半面喜んでいる主人がちょっと恨めしいようなうらやましいようなそんな気持ちになりました。
赤ちゃんは大人の言葉を理解している?
ほんとにしんどい妊娠期間でしたし、お産も難産で大変でした。
おっぱいは飲まないし、生まれて3日なのに頑固で、
いやっと思ったら絶対におっぱいを吸わない子で助産師さんもあきれるほどの意思の強い子でした。
そんなあかちゃんがいるのかと思われるでしょうか、
実は赤ちゃんって、生まれたときから自分の意思をもってるんです。だからよく泣くんですよね。
自分の意思を伝えたくて、一生懸命泣いています。
私たち大人が意思を伝えるときに、うまく伝えられずに、悩んだり困ったりするのと同じですね。
子育て辛いなーって思ったら、あかちゃんにグチのひとつでもこぼしてみましょうか。
大人の言葉なんてわからないっておもっていませんか。
子どもは大人の言葉はほぼ理解して、自分なりにその言葉をかけられたときになんて返そうかと考えているんです。
親が泣けば、子どもは心配してなんとかしたいと考えています。
赤ちゃんも同じです。子育てに辛くなったら子どもの目をみて、なんでもいいからお話ししてみませんか。
グチだっていいし、たわいない世間話でもいいから友人に話すみたいに話してみてください。
きっと気持ちが楽になって、子育ての辛い瞬間も楽しい時間に変えられると思います。
子育てが辛くなってしまう理由
子育ては辛いものではなく、思い通りにいかないから辛いんです。
では思い通りって、どういうことでしょうか。子どもを自分の意思の通りに行動させたい。
例えば、
・おかたずけをちゃんとしてくれる。
・ご飯をおもちゃにせずたべてくれる。
・夜泣きをしないなど、
親がこうあって欲しいと願うこと、その通りに子ともが行動できないと、
うまくいかないとか辛いとかネガティブ思考に陥ってませんか。
子どもには、子どもの考え方、行動の自由があるので、どうしても周りの思惑通りには行きません。
親として、安全、安心を求め子どもの幸福を願っているからの行動だとしても、子どもはいうことをきいてくれません。
それでいいと思います。親としては大変ですが、子どもの自立を助ける意味でも、親がおおらかに見守るしかありません。
今の親は、忙しすぎます。家電が普及し、家事が便利になった分、情報が多くその情報に振り回されることになったりしてませんか。
自分の子どもは、子ども。人様の子どもは子どもと割り切る勇気がひつようです。
子育て悩んで親も育つ
思い通りにならないのは当たり前だし、子どもと一緒に自分たちも成長してみませんか?
子どもを友人とみて、注意ではなくアドバイスとして子どもに接していくと自然と肩の荷がおりますよ。
私もいろいろなところに相談しましたが、保健所はマニュアル通りだったし、
友人は子ども自慢になっていくし(結局、みんな辛くても、誰かに相談されるとつい、うちの子はいい子なのよとなるのです。)
夫の親も、自分の親も、自分の子の時は・・・って、私か!(と旦那)と突っ込みながら、
結局、私と子どもは別々の人格をもっているから、相談したところで参考になってとしても役に立つことはなかったです。
その時、この子にはこの子の個性があるんだろうなぁって思いました。
子どものそれぞれの個性を活かすために、誰かに相談したとしても、それをすべて自分の子に当てはめて行動するとどっかで無理が来ます。
だって、自分のこと、相談した相手の子はまったくの別人だからです。
だから、相談しても、参考までにとどめておき、自分の子どもをしっかり観察して子どもの個性を見つけ出してください。
その子の個性にあった子育てがきっとあります。
先輩お母さんから頂いた暖かい言葉を。
そのお母さんはご近所さんでしたが、子どもの年齢も違い接することもほぼなかったのですが、
うちの子の子育ての大変さを見ていてくださったのでしょうね。
あるとき後ろから追いかけてきて一言伝えてくださいました。
「あなたの子どもにはあなたの子どもの良さと個性があるから、
周りの言葉に振り回されないで。何かいろいろ言う人がいたとしても聞き流してね」
私の子育てバイブルに書き込まれた一言です。
まとめ
皆さんも、子どもの個性を大切に、周りに流されずに子育ての「辛い」と「楽しい」を交互に楽しんでください
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