2018年12月3日の名医のTHE太鼓判は「名医の健康法を実践したら…本当に健康になるのか!?大検証SP」でした。
薄毛改善ではイワシが紹介されました。イワシをよく食べている漁師さんに薄毛は少ないそうです。
イワシが薄毛にいい理由や食べ方を紹介します。
イワシが薄毛にいい理由
イワシ漁師には薄毛が少ないそうです。
80歳を超える人でもイワシをよく食べている漁港で働く人たちは30人中26人は薄毛ではありませんでした。
なぜ、イワシをよく食べている人に薄毛が少ないかというと
イワシに含まれているEPAが関係しています。
このEPAは血管をしなやかにしてくれる成分。
回遊魚のイワシは体内に長時間泳ぎ続けるエネルギーを蓄えます。
内科・循環器科の池谷敏郎医師は番組の中で
イワシの脂肪(EPA)に薄毛改善効果があると話しています。
髪の毛は血液から栄養をもらって成長しています。
偏った食事や不規則な生活等で血液の流れが悪くなると毛根に十分に栄養が行きわたりません。
これが薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。
イワシに含まれるEPAは中性脂肪やコレステロールを減らしてくれます。
EPAが血液をサラサラにして、血流を良くしてくれます。
結果的に薄毛改善が期待できるというわけです。
薄毛に肉は良くないの?わかめはいいの?
肉と魚の両方に油がありますが、薄毛改善が期待できるのは魚の油のほうです。
1日の中で肉を食べたり、揚げ物を食べたりすることで、魚を食べる量が必然的に減ります。
摂取するEPAの量が減ることで薄毛になりやすくなってしまいます。
わかめも髪の毛の材料という面では大切ですが、
髪の成長に必要な栄養素や酸素を毛根に運ぶためにはEPAが大切です。
イワシを毎日食べている人の血管年齢
実際にイワシをよく食べている漁協の人の血管年齢は総じて若いです。
番組の中では最年長イワシ漁師の89歳の方の血管年齢は何と・・・48歳でした。
血中のEPAの濃度も一般の人よりも多い数値でした。
毎日イワシを食べている人はやはりEPAの値は高かったです。
池谷敏郎医師の患者にEPAやDHAの油を摂取してもらったところ
数か月後に薄毛が解消したり白髪が黒髪に変わったりした事例の紹介もありました。
厚生労働省が推奨する1日のEPAの摂取量は1000mg。
これはイワシ1尾で補える量です。
番組の中ではクロちゃんが漁協の人に新鮮な刺身やイワシの煮つけ、梅とシソを巻いた天ぷらをご馳走になっていました。
そのほかにも、イワシのみりん干しやイワシのつみれ汁など様々な料理が紹介されました。
何といっても、簡単にイワシのEPAが取れるのは缶詰です。
1缶分(200g)の缶詰の中にEPAは5200mgも含まれています。
これはイワシ5匹分に相当します。
缶詰は生のイワシを缶に詰めて調理をしているので、無駄なくEPAを摂取できるのでお勧めです。
製造の特徴から生のイワシの約3、5倍のEPAが含まれています。
缶詰の汁も残さずとることがポイントです。
イワシを2週間食べた驚きの結果が!
下町ロケットにも出演中のお笑いの「我が家」の坪倉由幸さんがイワシ生活に挑戦。
坪倉さんは41歳ですが、頭頂部がちょっと薄毛。
血管年齢も54歳でした。
さて、毎日イワシ缶を食べて2週間後にどうなったでしょう。
番組の中で50代、60代の人が毎日イワシ缶を食べる生活を2週間続けたところ
抜け毛に悩んでいた女性のEPAの値は2週間前の87から316と4倍!
坪倉さんは2週間毎日2缶ずつ食べた結果、
血管年齢が54歳だったのが36歳と実年齢より5歳若くなりました。
2週間で血管年齢が18歳も若返りです。
EPAが27だったのが・・・622に激増しています。
髪の毛も増えた気がすると本人が言っています。
髪の質も健康的になったそうです。
イワシ以外の薄毛改善できる魚
青魚に含まれるEPAが薄毛改善に期待できるので
サバ、サンマ、マグロも同様の効果が期待できます。
鰹もいいのですが、初鰹と戻り鰹だったら断然戻り鰹です。
EPAの数値で比較すると20倍近く戻り鰹の方が多いです。
たくさん餌を食べて脂がのっている鰹にEPAは多いんですね。
まとめ
イワシに含まれるEPAが血行を良くして、薄毛改善に役立ちそうです。
今はイワシの缶詰もいろいろな種類があるので試してみたいです。
EPAは血管の詰まりをなくしてくれるので心筋梗塞や脳卒中の予防にも良いそうです。
番組では毎日1缶ずつイワシの缶詰を食べていましたが、毎日続けるのは大変ですよね。
イワシの缶詰も安くないですし…
やっぱり長く続けるコツは毎日簡単にEPAをとれるサプリメントですね。
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