日本ミツバチの採蜜を失敗しないためのコツ

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日本ミツバチはセイヨウミツバチに比べて、
はちみつを貯める量が少ないため年1回しか採蜜できません。

採蜜にもちょっとしたコツがあります。

大事に飼っている貴重なミツバチを生かしながら採蜜する方法を紹介します。

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ミツバチを移す準備をしっかりする

春に分蜂を掴まえ、ひと夏を越えた巣はかなり重くなっています。

その巣の中には2万匹にもなるミツバチの大群が入っています。

できるだけミツバチを殺さずに、
ミツバチを外に出さないようにして採蜜すると楽です。

そのために、採蜜する箱とこれから秋から来年に向けて蜂を飼う巣箱を準備します。

それを隙間なく連結します。

多少の隙間は当て木をしたり、ガムテープで目張りをしてしまいます。

多少のことでは離れないように、ネジを両方の巣箱にうち、
針金で止めています。

ここまで止めてから、最後に飼っていた巣箱の下の板を引き抜き、
できるだけミツバチが出ないように隙間に木を当てます。

ここまでやると、飼っていた巣箱と新しい巣箱が連結できます。

巣箱の中は空間つながっています。

私の巣は、巣の下の板が掃除とミツバチの移し替えができるように引き出せるようになっています。

私は多くの場合は「角胴式」という飼い方をしています。

縦長の箱の形の中に、巣が落ちないように針金を張っています。

角胴式の巣箱の良さ

ミツバチは自然界では木の空洞(うろ)に巣を良く作っています。

縦長の巣だと落ち着くので、日本ミツバチが逃避しにくいです。

採蜜の際に巣を全部取ってしまうので、巣にスムシが入っていた時に巣を更新できる。

待ち箱として、山にかけておくと分蜂した群が入りやすいです。

入った群はそのまま飼うことができます。

角胴式のデメリット

巣を全部取ってしまうので、採蜜後の巣の立ち上がりが遅い。

秋に巣を取ると、越冬に向けて砂糖水をあげないと越冬できません。

そのため、採蜜の際に幼虫のいる部分は残して、巣に入れるようにしています。

そのやり方はまたどこかで紹介できればと思います。

採蜜のやり方

実際の採蜜のやり方ですが、
元々飼っていた天板を外してそこから採蜜しながら新しい巣箱に蜂を移す形になります。

ミツバチは巣の中を歩いて移動して行きます。

移動しやすいように、若干の傾斜を付けた方がいいです。

天板の外し方

天板の外し方ですが、打ち付けているネジを外しても天板は取れません。

ミツバチか蜜蝋でしっかりすと天板を中でくっつけているからです。

隙間にマイナスドライバー等を差し込み少しだけ隙間を空けます。

約5mm程です。

開けすぎないのがコツです。

そのあいたところに息を吹き付けます。

左右少しだけこじ開け、いろいろな方向から巣の中に息を吹き付けます。

その風を嫌がって、ミツバチが巣の中に移動します。

5分程、風を送ったり、天板をドライバーで叩いたりすると、
天板をとってもミツバチは1匹も飛び出しません。

天板を外してみると、ミツバチがかけた巣の向きが良くありませんでした。

こんな時は90度回転させます。

巣板が縦になるようにします。

理由は、この向きで取っていくと巣板でミツバチがつぶされたり、垂れたはちみつでミツバチが大量に死んでしまうからです。

縦にできれば、端から巣板を1枚ずつ取っていけば、
自然にミツバチは奥に移動してきます。

巣板の取り方

長い包丁のような物。私はパン切り包丁(100均で買えるようの物でOK)を使っています。

1番端の巣板から取り始めます。

取りやすそうなのは左右どちらか見ます。

取りたい巣板の上下左右に包丁を入れます。

そして手を巣板にあてながら上下に小刻みに動かしているうちに手前に引き出せます。

コツはできるだけ上下にまっすぐ伸びているような巣板の方です。

今回は左の方が取りやすいと判断し、取り始めましたが・・・

判断ミスでした。

左の方が下の方から取れるのでいいと思いましたが、
奥で2枚目とくっついていて、スムーズに取れませんでした。

そんな時は、無理をしないで右側から取るようにすれば大丈夫です。

全部巣板を取った後にすること

巣板を取った後ですが、ミツバチが全部移動しません。

どうなるかというと

この様に、飼っていた巣箱と新しい巣箱の真ん中当たりで
分蜂が塊になったように、塊になってしまいます。

全部移動してしまうことは珍しいです。

こんな時は木の枝やシュロほうきなどミツバチをつぶさないでよさそうな物で、一番上を擦ります。

そうすると固まっていたミツバチが

ドサッと落ちます。

すると新しい巣箱の方に移動を始めます。

数回これを繰り返すとほとんどが移動してしまいます。

巣板からはちみつをとる

巣箱から取った巣板ですが、大事な作業があります。

はちみつと幼虫の部分を切り分けます。

はちみつに幼虫が混ざってしまうと発酵の原因になります。

巣板にふたがしてありますが、はちみつと幼虫は高さが違うので、
境目を見極めながら包丁で切り分けます。

それを目の細かい網をバケツに張り、その上にザルを乗せ、
巣板の上下のふたを切った物を乗せておきます。

するとはちみつが垂れて落ちるので、半日か1日後に反転させます。

自然に垂れたはちみつは「垂れ蜜」と呼ばれ、
棲んだきれいなはちみつになります。

はちみつの糖度を測定

はちみつが2,3日すれば全て垂れてしまいます。

巣の方にも多少は残りますが、
質の高いはちみつにするために拘って作っています。

貯まったはちみつを糖度計で測定すると、
水分量から糖度が測定できます。

夏が過ぎて、10月頃に採蜜すると、
78度くらいになっています。

80度くらいあると言いますが、
私の経験では採蜜した物が80度程の糖度はあまりありません。

78,79度位になります。

もっと早い季節に採蜜すると、77度くらいの時があります。

そんな時は、日中日の当たるところに蓋を取っておいておくと、
水分が飛んで糖度が上がります。

水分が多いはちみつはビン詰め後に泡が出てきて、
蓋を開けると「プッシュ」と発酵していることがわかります。

保存に向けて、しっかり糖度を上げることをやりたいです。

はちみつの保存方法

はちみつはビンで保存しています。

ビンを良く洗い、乾燥させます。

蓋は以前使っていて、パッキンにカビのあるような物であれば、
蓋を新しくします。

冬を越えると固まることがあります。

はちみつの成分である果糖としょ糖の割合で固まりますが、
成分上は問題ないので大丈夫です。

固まるハチミツは本物という年配の方もいるくらいです。

まとめ

ミツバチが必死に集めたはちみつです。

採蜜は慣れれば、難しくありません。

慌てると、巣箱からミツバチが飛び出しパニックになります。

ミツバチの気持ちになって、乱暴に扱わなければ、失敗しないで採蜜できます。

慌てないでいいように準備が大事です。

採蜜の際の参考になるといいです。

はちみつの効能についてはこちら


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