お風呂掃除、みなさんはどんなことをしていますか?
わたしは普段バス洗剤を使って洗っていますが、最近お風呂場の足元のタイルの溝が白っぽくなってきました!!この汚れがなかなか取れないのです。
今回は、お風呂場のタイルの溝の汚れと、その掃除方法についてお話ししていきたいと思います。
目次
タイルの溝の汚れの原因は?
最近子どもに、自分の体は自分で洗うように言っています。
泡をいっぱい作って、その泡を体につけて遊ぶのが楽しいようで、お風呂が大好きになりました。
しかし、ボディーソープをたっぷり使いすぎるため、手のひらから漏れたボディーソープがタイルの上に垂れていることが良くあります。
「もっと量を加減しながら使いなさい」とは言っていますが、目を離したすきにお風呂場のタイルにはボディーソープの垂れたあとが…。
タイルの溝の汚れの正体は、ボディーソープ?
お風呂掃除をするたびに、タイルの溝の白い汚れがどんどん気になるようになりました。
ブラシを使ってこすっても落ちません。
尖ったもので溝の白い汚れをゴシゴシこすると、多少汚れが落ちた気がしますが傷つきそうで、この掃除方法には抵抗があります。
色からして、この汚れの原因はボディーソープの残りかすだと思うのですがどうなのでしょうか?
答えはナゾのまま。しかし情報を元に試してみよう!
ネットで調べると、「白い汚れは、水道水にふくまれるカルシウムなどのミネラル分が固まったもの」との情報を見つけました。
しかしながら、我が家の汚れがそれとは限りません。やはりボディーソープなのではないかとの疑いながら、ネットの情報をさらに見て行くと「ミネラル分が固まったその汚れは、酸でないと溶けません。
マジックリンはアルカリ性なので取り除くことが出来ません」とのことでした。
ずっとマジックリンで掃除をしていたわたし。
今までの掃除は無意味だったのかとショックを隠せませんが、それでは今後は「酸」が含まれるもので掃除をしてみようと思います。
「酸」? 家にある酸を探してみた
家にあるお風呂掃除用洗剤を調べてみたところ、「酸」の入った掃除用洗剤は見当たりませんでした。
これは近所のドラックストアに行くしかない。
わたしは迷うことなく近所のドラックストアへ「酸」の入った掃除用洗剤を求め、買い物に行くことにしました。
棚にはズラッと並んだたくさんのお風呂用洗剤がありました。一つひとつ洗剤を手に取り「酸」を探していきます。
「酸」の入った洗剤を探すには「お酢」の成分が入ったものを見つければ、水垢汚れを落とすことができると先ほど調べた情報にありました。
「ん?お酢?」お酢でいいのか?それならば家にあるお酢を試してみたらいいのではないか?
家のお酢でチャレンジ!
見つけました!家の台所にある「お酢」。
せっかくドラッグストアまで足を運びましたが、まずは家に戻り、家にある普通のお酢で掃除をしてみることにしました。
さあお酢を持っていざバスタブへGO!
塩素系洗剤との混ぜ合わせに注意?!
話しは前後しますが、お店のお風呂用洗剤の棚に酸性洗剤があまり売っていないのには理由があります。
それはお風呂用で使われることが多いカビ取り用洗剤が「塩素系」だからです。
この塩素系洗剤は酸性と混ぜると大変危険で、混ぜ合わせてしまう危険を避けるために、酸性洗剤を同じ掃除用洗剤の棚に並べて販売していないと考えられます。
お酢で水垢汚れはとれるのか?!
それでは早速お酢を一滴、気になる白くなったタイルの溝に落としてみることにしました。
歯ブラシを取るため、視線を歯ブラシにそらした瞬間、
水滴がついたタイルのどの部分にお酢を垂らしたか、お酢も透明なのでわからなくなってしまいました!!
お酢を垂らす前に、タイルの水をしっかりふき取っておくことが大事です。
ちなみに、お酢を垂らすとお風呂場全体にお酢のツーンとした酸っぱいにおいが立ち込めます。
歯ブラシでゴシゴシこすってみると、少し分かりづらいのですが、たしかに白い汚れが落ちているようにも見えます。
他にも気になるタイルの溝の白い汚れにお酢を一滴たらし、歯ブラシでこする作業を繰り返しました。
するとやはり、白い汚れがとれ、通常のタイルの溝の色に戻ったような気がしました。
タイルの汚れは、やはり「酸」がきく
家にあるもので十分、タイルの溝に溜まった白い汚れを取り除くことが出来ました。
お風呂場がお酢の酸っぱい臭いとなり少々強烈ですが、家にあるもので水垢を取り除くことに成功しました。
やはり溝の白い汚れは、ボディソープの塊ではなく、ミネラル分が固まった汚れだったようです。
ちなみに、今回はお風呂掃除のお話しをさせていただいているので補足ですが、お風呂場をきれいに保つ方法として一番良いのは、
お風呂から上がった後、お風呂についた水滴をすべて拭きとることだそうです。
シャンプー・リンス・ボディソープの容器についた水滴や、液が垂れているのを放置することもカビの原因になります。
そのためしっかり液などは洗い流し、容器についた水滴をふき取ることが水垢汚れの予防になります。
お風呂全体の水滴をタオルなどで水拭きするのはとても大変です。
100均などで売っている「ハンドワイパー」を使用してササっと水滴を取り除くのも効果的です。
お風呂掃除が楽になれば心も軽くなります。ぜひ試してみてください。
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