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孤立が生む悪循環!ついついいろいろ抱え込んでしまう専業主婦の環境
核家族の家庭がほとんどの今、
子育てのコツや子どものいろいろがわからなくて困った時に、
昔のように同居で状況のわかっているおじいちゃんやおばあちゃんに
ちょこちょこ相談したり、意見されたりする機会は減ってしまいました。
お仕事をしているママたちは、家事に仕事にと時間やペースの配分に悩むことも多いでしょう。
両立していくことでの悩みはつきません。
その一方で専業主婦のママたちにも、そんな現代ならではの悩みがたくさんあります。
とくに子どもが小さいうちは自分から機会を作らなければ
孤立してしまいがちなため親子で行き詰ってしまうケースも少なくなさそうです。
専業主婦ママが気をつけたい、子育ての落とし穴3つ
赤ちゃんを初めて抱っこした時にはふわふわとした幸せな気持ちに包まれていたのに、
子育てを始めると、その子どもとの距離の近さや1対1の環境から
いろいろな悩みもでてきます
1つ目は、社会から取り残されたような気持ちになってしまうこと
最近は働くママも多いので1歳頃になると育休が明けて仕事に復帰するママ、
新たに仕事を始めるママも増えてきます。
そんなタイミングでちょっと焦ってしまったり、
不安になったりしてしまうこともあります。
ずっと子どもと一緒に生活を回しているからこそ、ふっと気持ちを切り替えるタイミングを見失う感じです。
働くママと違って自分から機会を作らなければ、
圧倒的にママが大人と会話する機会が少なくなります。
無理をしない程度に地域の子育て関連の施設や支援センターや、
ママつながり以外の友人、興味のあるジャンルのお店や講座など、
少しずつ気持ちを外に開いて、悩みを相談したり、
ほっとできるチャンネルが予測不可能、思い通りになんていかない子育てを乗り切るためにはとても大切です。
2つ目は、「専業主婦なんだから」とついがんばりすぎてしまうこと
朝起きてから夜眠るまで、とくに未就園児、未就学児のママの1日は
子どもを中心にやることが山積みです。
上手に時間配分できることもあれば、子どものことですので予想外の事態が起きることも多々あって、思うように家事が進まないことも…。
そんな時には「普段の自分だったらこのくらいこなせるのに」とストレスに感じてしまいがちですが、
完璧を目指す気持ちにはちょっと蓋をしておきましょう。
働くママは外で仕事をしています。その間子どもは保育士さんが見てくれますが、
自分の仕事の進捗状況に加えてお迎えの時間もありますし、子どもが熱を出したり体調を崩せば急なスケジュール変更があります。
でも、保育士さんが日中していることを自分の子どもにし、
食事の時間やお昼寝やおやつの時間、遊び疲れたり、体調の変化で思わぬ時間帯に子どもが眠ってしまうアクシデント…
核家族時代の専業主婦も子どもを中心に思い通りにならない時間の中で生活しています。
だからこそ、「まあ今日はしかたないか」という少しの気持ちの余裕を残しておく、
ずっとそばにいるママがイライラ疲れ果ててしまうことは、
家族にとっても子どもにとってもハッピーなことではないと思います。
3つ目は、近すぎて成長に逆に気づきにくくなることがある、ということ
昨日、つぼみだった花が今朝開いていることには気づきやすいですが、
つぼみが少しずつ開いて咲いていく細かな変化に気づくのは案外難しいものです。
子育ても同じで、ずっと同じ状況が停滞しているように感じて焦ったり、息が詰まるように感じることもあります。
子どもは日々成長し続けていて、どの瞬間ももう二度と戻ってこない貴重な時間です。
・夜泣きがひどい
・おっぱいがなかなかやめられない
・指吸いがやめられない
・トイレの中までママにくっついてきて「抱っこ抱っこ」
・お友達の輪になかなか上手に入れない
・できるのに「食べさせてー」「ママしてー」と言う
などなど…ストレスを感じたり、イライラ焦ってしまったり、
でもほんとは1年経てば大概のことは大体解決していたりします。
ふと気づけば、なんでも自分でできるようになって、
子どもは子どもたちの社会を持って、大人の入る隙なんて小さくなってしまっているかもしれません。
専業主婦をしていると時間配分や休息のペースも自分次第で、家事に追われてしまうことも多いです。
生まれて間もないころのわが子の写真を見たり、その頃の思い出をちょっと振り返ってみたりしながら、
ほっと一息つく時間を毎日の生活にちょこちょこ取り入れてみると、
わが子の成長を感じられ、いろいろあっても大体おおらかな気持ちで子どもを見る余裕が出ます。
子どもの成長を間近で支えるママが疲れきってしまうのはもったいない
いろいろな状況や環境があると思いますので、
「これが正解」というのはどんなえらい先生でもできないこと。
子どもを育てていく中で感じて考えて答えを出しながらママも成長中です。
間違えることもありますが、どこからでもやり直すことができるはずです。
また社会から孤立しているように感じる時でも、子どもという社会からの預かりものである存在を通してちゃんと社会ともつながっています。
難しく考えず外の空気や声も親子にとって良いと思う形で取り入れながら
子育ての悩みと向き合い、子育てを楽しむぞ、と続けていきましょう。
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