わたしは、妊娠したと分かった時点で「自分の体は自分の体であって自分の体ではない!!」などと
訳わからない理屈をつけ「安定期まで体を思いっきり動かすなんて怖い!」と何もしませんでした。
安定期になったらなったで「無事に出産が終わるまで普段しない運動なんて絶対にしない。
ウォーキング中、何かあったら怖いから家で過ごす」と、どんどん行動範囲が狭まり、出産に向けた体力づくりは一切やっていませんでした。
そんなわたしの出産後、苦労したこととやっておけばよかったと思ったことを紹介していきたいと思います。
目次
バレーボール直撃?!わたしの赤ちゃん、大丈夫?
妊娠が分かる一週間前、お友達に誘われて「初」ママさんバレーに参加しました。夕方、中学校の体育館に集合。
おっさん、おばさんがどんどん集まってきて、バレーの練習が始まりました。集まったメンバーの中で、わたしはまだ若い方だと思っていたのですが、全然足がついていかなくてミス連発。
年上の人より動けていない自分が情けなくて、途中笑えてきました。わたしは本当に体力がないなとその時ひどく痛感した記憶があります。
余談ですが、男性と女性が同じコートの中でプレーするので、時々すごいボールが返ってきます。手を出すのが間に合わなくてボールが体に直撃することもしばしば。
今思えば、こんな大事な時期に激しい運動をしたにもかかわらず、無事に妊娠・出産ができて本当に奇跡だと思います。
しかし、気を付けてください!
実は、わたしの友だちの妹は、妊娠が分かる前にバレーボールをして、お腹にボールが直撃。出血し流産してしまったそうです。その後、妊娠を望むも5年以上できず。
ずっと自分を責めていると聞き、複雑な気持ちになりました。
妊娠中、気を付けて欲しいこと
妊娠が分かったからと言って、すぐすぐ体力づくりをする人もまれではないでしょうか?
まずは安静に。ストレスをためない生活を心がける!という方が多いと思います。
ちなみに出産後、私は体のゆがみが原因で、長期にわたり、整骨院にお世話になりました。
毎日赤ちゃんに母乳をあげるときの姿勢、抱っこするときの姿勢、それよりもっと前の、お腹が大きかった時の歩く姿勢などが原因だったのかもしれません。
気づくといつも猫背で、肩が凝って、首も痛くて、イライラしていました。
それでも、毎日の育児を休むわけにはいかず、体が痛くても抱っこして、母乳をあげて、立ったり座ったりを繰り替えてしていました。
当時そんな私の楽しみは、旦那に子どもを見てもらって整骨院に行くことでした。
出産だけじゃない。出産後のことも考えて体力作りも大事!?
産後、子どものことを常に気に掛けながら過ごす日々は、いつの間にか姿勢を崩す原因にもなります。
たとえば子どもの顔を覗き込むためにかがんだり、首を曲げたり。
意識しないうちに、自分が前かがみばかりしていることが多くありました。
その習慣は首に相当な負担がかかります。
また、赤ちゃんを抱っこする際、ついつい私は左足に重心をかけて立つ癖がありました。
整骨院の先生から、左側に骨盤がずれ、その影響で肩も下がって、首に負担がかかっています。」と言われました。
体力づくりで大事なことは?
出産までの体力作りについて話を進めていきたいと思います。
まず、姿勢に注意です!姿勢が悪いとわたしのように出産後、首や肩、腰が悲鳴をあげるかもしれません。
出産前に姿勢を整えておくことが大事です。体のゆがみは整骨院などで骨を正しい位置に戻し、改善することもありますが、整骨院でいくら整えても悪い姿勢をなおさなければ,
すぐ元に戻ってしまいます。つまり、正しい姿勢をキープする努力が必要です。
歪んでしまったところは、筋肉をつけてカバー
産後、首の痛みで外科を受診しましたが、レントゲン写真を見た先生が「ストレートネックですね」とおっしゃいました。
正常な人の首は多少湾曲していて、重さのある頭をバランスよく支えているそうですが、わたしの首はまっすぐなため、首への負担が相当かかっているとのことでした。
「骨を元に戻すことはできません。痛みを軽減させるためには、自分で首の筋肉を鍛え、少しでもその筋肉で首の負担を軽減させてあげることです。」と言われました。
産後に多い腱鞘炎はどう予防したらいいの?
整骨院の先生から「次、妊娠したら、腕を鍛えた方がいいよ。腱鞘炎で苦しむお母さんが多いから」と教えてくれました。
私はなんとか腱鞘炎を免れたのですが、腱鞘炎に苦しめられたママ友は結構いました。
赤ちゃんを抱っこする際、手首の力だけで赤ちゃんの体を持ち上げているお母さんが多いようです。
わたしは赤ちゃんの頭や体を、肘のところまで運んで、乗せてから持ち上げるようにしていました。
ママ友は、「腱鞘炎になると手首の痛みで箸も持てないし、何もできなくて辛い」と嘆いていました。
たしかに腱鞘炎用のサポータをつけ、お買い物をする姿が大変そうでした。
腱鞘炎予防におすすめな体力づくりとは?
整骨院の先生から伺った腱鞘炎予防の方法は、1キロぐらいの鉄アレイ、もしくは中身の入ったペットボトルを準備し、
膝立ちしてちょうど腰から胸あたりにくる高さの机に腕を乗せ、手首だけ机から出るようにします。
その状態で鉄アレイ、もしくはペットボトルを握り、上げ下げし手首の筋肉を鍛えるそうです。
その際、逆の手で、鉄アレイを持ち上げる腕を押させてあげるのが良いそうです。
最後に、今回は出産にむけての体力づくりについてお話ししましたが、
私自身、特別な運動はしなくても、とにかく妊娠中、風邪などひかず、元気に過ごすことで十分出産に立ち向かえると思っています。
無理は禁物。むしろ、産後大変な育児が待っていますので、姿勢に気を付けて生活することの方が大事だと思います。
ぜひ姿勢に注意し、楽しいマタニティーライフを過ごしてください。
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