今回は幼稚園入園まで、親子が行った幼稚園トレーニングについてご紹介していきたいといます。
我が家では、子どもが幼稚園に入園するまで、付近の幼稚園・保育園、地域の子育て支援などが行う、親子参加型の行事にほどんど参加していました。
各場所で、月に一回ずつ未就園児教室が開かれるので「〇〇幼稚園は第四週の金曜日」、「〇〇クラブは第一週目の木曜日」などカレンダーに予定を書き込んでいました。
子ども支援センターデビュー?!
一番最初に行ったのは、子どもが生後半年くらいの頃で、地域の支援センター「わいわい」でした。
決められた曜日の午前中は0歳児の教室。日曜日と0歳児教室以外の午前9時から13時まではお弁当持参で誰でも子どもを連れて参加できる自由遊びの教室になっていました。
私が参加した0歳児教室は、第一子のみ参加可能でした。
そのため同じ年の子どもがいるママ友と一緒に参加することができず、初めて出会うお母さん同士が触れ合う場となりました。
支援センターには二人の先生がいて、時間になると、赤ちゃんをオムツだけの格好にしてベビーマッサージの仕方を学んだり、子どもを膝の上に乗せ、音楽に合わせて抱っこして持ち上げたり、
子どもと一緒に体を動かしたり、簡単にできる手遊びをしたり。赤ちゃんとのふれあい方を10組くらいの親子で学ぶ時間でした。
シーユー・なかよし広場
子どもが風邪をひいたり、寒い季節でなかなか出歩かなくなったり、インフルエンザがはやる季節になったり、様々な理由をつけて地域の支援センターには足を運ばなくなりました。
そして支援センターで仲良くなったママ友と家で過ごす日も増えてきました。
しかし、たくさんのママ友から「今度、子供向けの行事があるよ」と情報をもらえば足を運び、子どもと一緒に楽しめるイベントにはなるべく参加するようにしていました。
その一つに家から近い育児支援「シーユー」がありました。
「シーユー」は月に1回。0~3歳くらいまで自由に参加できる教室で、時間になると子どもたちが先生の前に集まり、紙芝居をみたり、手遊びをしたりします。
七夕の時期は、七夕飾りを作り。夏には夏祭りでスイカ割をし、秋はお月見の工作をし、冬はクリスマス会が行われました。
2歳後半で幼稚園の未就園児教室へ
子どもの成長とともに、0~3歳向けの教室での遊びが幼く感じたり、物足りなくなってきます。
シーユーの延長クラスに「仲良しクラブ」と言う2歳~幼稚園入園までの子どもが集まる教室があり、体育館の中で走り回ったり、ボール遊びをしたり、大人しい子どもはおままごと遊びをしたりなど、自由遊びメインの教室でした。
そして、2歳後半で幼稚園の未就園児教室にも足を運ぶようになりました。
幼稚園の未就園児教室とは?
未就園児教室では、当日名札をつけてもらい、出席シールを貼ってもらって、お遊戯室に集合。
音楽に合わせ踊ったり、歌ったり、絵本の読み聞かせがあったり、親子工作をしたり、ミニ運動会をしたり、クリスマス会をしたり…。
本当にたくさんのことを経験させてもらえます。時間はだいたい10時から11時までと1時間程度です。
親としては、なるべくいろいろな幼稚園の未就園児教室に足を運び、自分の子どもにはどの幼稚園が合うのかチェックしています。
入園前に幼稚園の雰囲気を見るいい機会になりますし、幼稚園の先生の対応もチェックでき、大変役に立つと思います。
幼稚園選び
私自身が幼稚園選びをする際、重視していたポイントは、幼稚園の評判。
先生の入れ替わりが激しい、マーチングに力を入れていると評判の幼稚園だけど、指導が厳しく不登園児がでているなど、様々な噂や評判が耳に入ってきます。
でも実際足を運んでみると、先生の入れ替えが激しかったのはたまたまここ1、2年の話で、
結婚退職が重なっただけであったり、マーチングの指導も厳しすぎることはなく、
どんな指導でも泣く子やついていけない子と言うものはいて、子ども自身の問題だとわかりました。
やはり実際、目で見て自分で体験しないとわからないことは沢山あるのだと思いました。
そのほか、幼稚園選びのポイントとして、
この幼稚園は何に力を入れているのか、園庭は広いか、遊具は充実しているか、園内は清潔か、年間を通してどんな行事があるのかなど注目していました。
3歳になると幼稚園トレーニング開始?
未就園児教室に1年ほど通うようになると、子どもがだんだん自分の気に入った幼稚園を「ぼくの(わたしの)幼稚園」と言うようになりました。
「今度、幼稚園のお兄さんお姉さんみたいに制服と帽子をかぶってあのバスに乗って幼稚園に行けるよ!」と話すと、嬉しそうにしていました。
ここまで順調に子どもの意識を変えていくまで、
未就園児教室に通ったり、幼稚園の一時預かりを利用し、親と離れて幼稚園で5時間以上過ごす生活をしてみたり、幼稚園トレーニングをしている方は多いです。
このトレーニングをしていても、いざ幼稚園に入園すると、親と離れることを嫌がり、ギャンギャン泣いて「幼稚園なんて行かない」と逃げます。
我が家は幼稚園になれるまで一カ月ほど大変でした。
しかし、幼稚園トレーニングのお陰で幼稚園の環境になれさせた分、幼稚園についてからは気持ちを切り替え、楽しむことができたようです。
帰りのバスではいつもニコニコでした。
幼稚園の環境に早めになれさせてあげることは子どもにとってとても大事なことだと思います。
ぜひ、たくさんの幼稚園に定期的に通い、お子様と一緒に幼稚園トレーニングを実践してみてください。
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